パッと見ではサボテンとは思えない、わらじのように楕円形の刺座を広げるユニークなフォルム。イボをよく伸ばしたその先に刺座を広げる、というところだけに注目すればマミラリアといえばマミラリアらしいかな……。
M. saboae に近い種で、他に同じマミラリアのペクチニフェラ
M. pectinifera やエピテランサ
E. micromeris やツルビニカルプス
T. pseudopectinatus に同じような造形があります。2013年にAndreas Berthold氏によってメキシコのオアハカ州で発見され、2014年にドイツのマミラリア専門誌の記者Thomas Linzen氏によって正式に登録された新種サボテン。最初のBerthold氏の発見時は匿名の記事で、でも後のLinzen氏の登録時にはそのBerthold氏にちなみbertholdiiと名付けられたというのがドラマを感じさせます。