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PUKUBOOK Succulent picture book

キジカクシ科リュウゼツラン亜科 アガベ属

旧来白鯨

Agave titanota 'Hakugei' traditional
MAIN
SUMMER
WINTER
FLOWER
DETAIL
近年、台湾から入ってきた「白鯨 A. titanota 'Hakugei'」がそのイカつく、コントラストが強く、ボール型に引き締まったビジュアルからアガベブームの火付け役になったことを受け、「台湾の白鯨」は日本に古くからある「白鯨」とは別系統? いや知らんけど日本の白鯨も引けを取らないくらい良いものだよな。というわけで、台湾の白鯨が「白鯨」という名称で市民権を得ているのに対し「旧来の白鯨」と呼ばれて再流通し始めた日本の白鯨。写真のコは京都のベテラン趣味家さん宅にある20年来の巨大な白鯨を胴切りして出した子株たち。たしかに「引けを取らないカッコよさ」は十分感じ取れますし、そもそも台湾の白鯨とは環境が違うだけでポテンシャルはほとんど変わらないんじゃないかという気もしてきます(当初考えられていたほど違いはないという意味で)。
  • 難易度
  • 話題性
  • レア度
  • 予算
    0
季節タイプ夏型
日あたり日なた
耐寒温度-5
開花時期

グレイ表示は一般的なアガベ属の情報です。

免責・ご注意 PUKUBOOKは、個人が趣味で制作・運営しています。「正しさ」よりも「楽しさ」が基本方針なので、ご利用・転載の際には十分ご留意ください。掲載方針など、詳しくはこちら

FEATURES/ORIGIN特徴・由来

近年になって台湾から入ってきた白鯨とは違う、日本に古くからある白鯨。じゃあその姿は台湾の白鯨と違うのか? というと、やっぱり同じものだったというのが個人的な結論です。

山城愛仙園さんにずーーーっと置いてある白鯨
京都の趣味家さんちにある20年来の白鯨を胴切りした上部から出たカキコ
同じカキコでも根もとから出たもの(23年11月)
同じ株の半年後(24年5月)
中心が盛り上がり「白鯨」らしいフォルムに(24年7月)

旧来の白鯨といえば葉っぱが大きくツメも大きく、大振りなイメージでしたがそれは結局「育て方」の違いで、最近のアガベのスタンダードである強光線でガシガシに締める環境に置いたら台湾白鯨のように、ブルーグレイの短くて丸みを帯びた葉、細くてうねうねしたマージンとツメという白鯨らしい特徴が出てきました。

つまり、台湾の白鯨はちゃんと日本の白鯨を継承して増殖したコたちっていうことみたいです。

そのカッコよさから再評価された白鯨ですが、今後もきちんと評価されて、次世代に受け継いでいってくれたらいいなぁと思います。